MENU

アイシングの正しい方法

氷画像

こんにちは。

ひたちなか市・栄町整骨院の横須賀です。

最近はアスリートがプレー後に、アイシングをしている姿をよく見かけるようになりました。

アイシングはスポーツの世界だけではなく、医療の世界でも使われています。

また、自宅などで簡単に痛みを抑えることができる便利な方法です。

栄町整骨院でも多くの患者様に、すすめています。

効率よくアイシングをしていただくために、アイシングをする際のポイントと注意点をまとめました。

是非、チェックしていただきたいと思います。

目次

アイシングの目的

人体は一日中身体の中で熱が作られているのですが、作られた熱が溜まりすぎないように捨てて調節をしています。

しかし何らかの原因で身体の中の熱が過剰に溜まってしまって、調子が悪くなる場合があります。

その溜まった熱を直接取ることで、不調を和らげることができます。

また、身体に負担をかけて疲れた場所の疲労回復にも効果的です。

 

何で冷やす?

一番効果の高いものは氷です。

なぜ氷が良いかというと、氷は熱を奪う力が高い物質だからです。

0度の氷から0度の水に変わるのに必要なエネルギー量は、1gに対して約80calです。

このcalの数値が高いほど、周りの熱をたくさん奪います。

ちなみに、ドライアイスは1gに対して約43calです。

温度の低いものほど、冷やす効果が高いわけではないのです。

店で熱に弱い食べ物を買ったときに温まらないように付いてくる保冷剤や、湿布薬などは氷と比べるとかなり冷やす効果は低いです。

冷やす時間は?

一般的には約20分といわれています。

冷たい刺激が苦手な方は、数分当てて辛くなったら場所を少しずらして冷やす面を変えながら慣らしていくとよいでしょう。

冷やし終わってから1~2時間後に再度冷やしてもかまいません。

再度冷やすときは冷やした場所と冷やさなかった場所を触り比べて、体温が元に戻っているかどうか確認してから再度冷やすとよいでしょう。

注意点

アイシングをするときに気を付けてほしい点は

  • 氷は霜のついていないものを使う
  • 寒い時期は環境を整える
  • 直接、皮膚に当てる

氷に霜がついた状態だと氷の表面の温度は約-6℃になり、この状態で当てると細胞を傷つけてしまう恐れがあるため、一度水に浸けて表面が溶け出している氷を使いましょう。

溶け出した氷の表面の温度は0℃なので安心です。

寒い時期にアイシングをするときは室内の温度を普段より少し高めに設定して、冷やしている場所以外の部分は厚着をするか布団をかけて保温をしましょう。

氷を当てるときは、シャツなどの上からではなく皮膚へ直接当てないと効果が弱まってしまうので皮膚に直接当てましょう。

さいごに

いかがでしたか?

アイシングは安全で手軽にできる方法です。

氷を使ってアイシングをするには、アイスバックがあると水が漏れず濡れないのでとても便利です。

一家に一つ用意しておいてほしい便利グッズです。

是非、アイシングを習慣化させて体調管理に役立ててほしいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

骨盤先生を名乗って早10年。一度も骨盤先生と呼ばれずもう10年…そんな私ですが、今まで学んできたことや実際に経験をしてきたことをもとに情報を発信しています。

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次